2004年12月31日_雪の大晦日
一昨日に続いて大雪。年越しそばを買いに行けないではないか。
←秋頃からベランダで育て始めたミニ大根もこんな感じ。結局、実を食べるには至らず。
今年は個展などもあり充実してました。おみくじ(大吉)の成果はあったのでしょうか?来年は実りの多い年でありますように。
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2004年12月9日_荻窪団地
団地なんてどこにでもあるとは知りながら、以外と近くにあった荻窪団地。
武里団地の場合、もちろん今後も住み続けることを考えて、窓をサッシにしたり階段の補強をしたりしてましたが、ここは全く手付かず。しかもほとんど空き家。新しく入居は出来ないようです。まさに進行中の廃墟。住んでる人には失礼ながら。
この近くにさらに古い公団(?)があって、そちらはもう取り壊され、新しいのを建築中。ひと足遅かった。
←ランドマーク的にそびえる給水塔。案内板には「ポンプ室」と書かれています。どんだけ長いポンプなんだろう?
私が団地を撮るのは、郷愁を誘うからではなく、造形として美しいと思うから撮っているのです。その辺よく間違えられます。
←これなんかも素敵なかたち。壁面のグレー、アイボリーそして芝生の緑との調和も美しい。
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2004年11月9日_新札そして旧札
登場から九日目にして私の財布に全員集合したので記念写真を、と思ったら新渡戸氏がいない。代わりに引き出しの奥に眠っていた聖徳太子を交えて集合写真。こうして段々メンバーが増えると面白いのではないか。お札って素敵ですね。下世話な意味ではなく。ちなみに我が家にはショパン(ポーランド紙幣)もいます。
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2004年10月31日_玉川上水でチーズフォンデュ
ハロウィンの日にバーベキューの誘いがあり玉川上水へ。立川駅から出るこのモノレールには是非一度乗ってみたいと思っていたので喜び勇んで最後尾の席を陣取る。
←こんな写真を撮ってはいるが、 私は鉄道オタクではない。「電車でゴー」はなにが楽しいのかよくわからない。けれどこういう乗り物に乗ると、こういう写真を撮りたくなる。いつも。こういう気持ちは万人に共通するものではないか、などと問いかけてみたい。インターネットだからこそ。
←ところでチーズフォンデュってこんな作り方でいいのでしょうか。
この日集まったのはムサ美の元同級生たちで、皆さんもうイイトシである。この家の主ハヤシさんはデザイン科を卒業したのに陶芸家になった奇特な人で、自宅で陶芸教室を開いている。最初「陶芸工房でバーベキュー」と聞いていたので「陶器を焼く窯で肉を焼くのか?」なんて考えていたのだけど違ったようです。お天気の都合でチーズフォンデュに。しかしあれですね。夏はバーベキュー、冬はチーズフォンデュが楽しめるこの陶芸教室。(で、陶芸はどうなのか)お近くにお住まいの方には是非おすすめしたい。
←ほとんど学生ノリに見えますが、パンが切ってあったり芋が蒸かしてあったりキチンとしてます。学生の頃の、あのテキトーなお好み焼き大会とは違うなー。さんちゃん(ハヤシ夫人)ありがとう。
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2004年10月27日_象発見
仕事で神楽坂のあたりに行くことがあり、うろうろしてたら象を発見する。しかも二頭。
ここは坂道を利用した公園のようですが、象の鼻がすべり台になっている。静かな住宅街の合間に忽然とあらわれる象。かなりびっくりします。なぜ象なのか。しかも二段重ね。
てっぺんから見下ろしてみたけど、これまた相当高さがあるので結構恐いです。滑り降りる気にはならない。
さすが都会の子供たちはこれくらいのインパクトとスリルがないと公園で遊んではくれないのか、なんてことを考える。横の階段を昇りきるとまた小さな公園があり浮浪者と猫が生活している。もはや子供用ではないことがうかがえる。ほとんど現代美術ですね。ぱおーん。
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2004年9月30日_新しい靴
3年ぶりぐらいに新しい靴を購入。全く同じやつを同じ店で。こうして比べて見ると底の減り具合が一目瞭然。私はよく「歩き方が変」と言われますがそれも良くわかります。雨の侵入具合が只事でなくなってきたので、そろそろ新旧交替です。
新しい靴は、もうちょっと大切に扱うようにします。
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2004年9月25日_なめ子さん
吉祥寺パルコブックセンターにて辛酸なめ子さんのサイン会を勝手に見学する。大勢の人間に囲まれ、しかも携帯やデジカメで勝手に写真を撮られまくる中、彼女はサインだけでなく似顔絵も描いてあげてるみたいだった。すごい。私には真似出来ない。
その場で本を立ち読みして、なめ子さん情報を収集。彼女もムサ美だったことを発見する。
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2004年9月21日_永井さんのこと。他
「ぼくが医者をやめた理由」の著者永井明氏には、五月の個展の時に数回会っている。(といっても私の写真を観に来たわけではない)その永井さんが七月に亡くなったと聞いて、慌てて本を買い漁り読んでみた。「がん宣告を受けながら延命治療を拒否した」と聞いてその事情を知りたかったのだ。本の内容は、治療を拒否した理由を物語っていた。私はそもそも死に興味が有りアウシュビッツまで行ったわけだが、それは第三者の死でしかない。昨年の母の死、身内や知人の死とはまた別の話。そしていずれ自分の死へと興味は移行するのか。永井さんの本は、自分が死に至る時のための参考書として充分役に立つだろう。
←これ、上の文章とは全く関係ありませんが、なぜか某都立高校の文化祭にちらりとお邪魔して撮影。学校の校舎って懐かしい。と思い校内を探検していたらこんなものを見つけて、学校(あるいは集団生活)の理不尽さを急に思い出してしまう。
何故ですか?!学校長どの。
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にゃんだ、ご飯じゃにゃいのか
   
2004年9月3日_近所の猫シゲちゃん
このごろ近くのアパートにいつもいる。あきらかにアメリカンショートヘアなのに、外飼いなのか野良なのか捨てられたのか。道行く人にエサをねだる。
いつだったか近所のおばさんが「シゲ、シゲ、シゲちゃん」と呼びかけると「ニャア」と姿を見せずに返事をしたのをみて、名前はシゲちゃんだと判明。もうちょっと可愛い名前をつけて欲しかった。
通りすがりの人にも大変ひとなつこく、特にスーパーの袋を持ってシャカシャカ音をたてて歩いてくる人には「グルニャア」と言って走ってくる。
←ネコロリコロリ(アラーキーの「愛しのチロ」参照)で食べ物を要求する。
とりあえずエサは誰かがやっているらしい。犬じゃなくて良かったね。一応アメショなのに、こんな不敏な生活を強いられるのはかわいそうだけれど、猫を飼いたくても飼えない私のような人間にとってはさわれる猫は貴重な存在。猫嫌いには申し訳ないが、もうしばらく誰にも捕まらないでいてほしい。
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2004年8月16日_夏は伊勢屋
今年の夏は暑かったので伊勢屋へ。「hanakoには紹介されない」と書いたけど(Iseyaを参照)しっかり吉祥寺特集で紹介されていた。
それでもこの店の汚さは変わらない。相変わらずテーブルはベタベタしている。
夏休みということもあり親子連れの客が多い。でも居酒屋に子連れってどうなんだ。横にベビーカーを置いて煙草ふかしてビール飲んでる若い母親もいた。戦後ってこんな感じですか。皆こんな汚いところで育ってきたんだ。よく見ると、若い母親は東南アジア系の人だったりする。
←壁には芸能人のサイン。加賀まりこ、佐野史郎とか。10年以上前の日付だ。
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2004年5月29日_りまちゃんと幸司の結婚式
専門学校で先生をやってた時期があります。もう7年前になりますが。(なぜかデザインを教えてました)その時の教え子同士の結婚式。
やつらは授業中は本当に可愛くない生徒達だった。(寝てるし課題はやらないし学校来ないし)でも授業が終わると途端になついてきて急に可愛い生徒達に変身する。勉強が出来なくても先生に好かれる方法を知っている子達だった。全く逆の学生時代を送った私にとっては大変なカルチャーショックでもあり、「人間が生きていく上で本当に必要なことってこういうことなんじゃないのか」と考えるきっかけにもなった。多分、先生やってなかったら、こんなおかしな連中とは絶対に付きあいがなかったと思う。実は嫌で嫌でしょうがなかった先生時代を、毎日笑ってすごせたのは彼らのおかげでした。ありがとう。
りまちゃんと幸司もついに人の親になりました。この子がどんな人間になるのか、興味津々です。
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2004年5月4日から5月16日_個展daysにて
5年ぶりに個展やりました。前回と大きく変わったことは、知らない人がたくさん来てくれたこと。これはひとえにDays Photo Galleryのお力であると感謝しております。(もちろん、友人知人もたくさん観に来ていただきました。みなさんありがとう)
今回の作品について「今までとちょっと変わってるけど、自分の中でのテイストは変わってないのだけど、どう?」と、世間の方々にお伺いをたててみたわけですが、「これを続けていきなよ」50%。「今までのが良かったな」40%。「理解不能」10%。くらいでしょうか。特にインクジェットで出力ってことに随分反応がありました。私は写真も版画の一種だと思っているので、別に印刷で出しても或いはプリントゴッコで出したっていいんじゃないか?と思っています。(暴論か?)ネットで写真を発表する人はたくさんいるけど、手法は面白いけど写っているものがつまらない写真もあるし、結局は中身なのではないか。ということが今回の個展を通して確信できたことです。そんなわけでこのシリーズは今後も継続していきます。よろしく。
←いただいたお花、一週間後に枯れてしまったのでアラーキーっぽく撮ってみました。アラーキーというよりは川内倫子って感じかなあ。
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2004年4月29日_善福寺公園にて
普通に外を歩いているだけなのに、口の中に虫が飛び込んでくる季節となりました。ここ杉並区では、三鷹市に負けじと野外アート展なるものを毎年開催しているようで、杉並区民ならぜひとも見なくてはと思い善福寺公園へ。
←これ。昔の写真をフィルムに出力して、現在の公園とオーバーラップしてます。分かりやすくて良い。
ここはよく猫が捨てられる公園で有名。
←このコは首輪ついたままで自由闊達に公園を徘徊してました。鳩やカラスを追いかけて木に昇ってみたり。このパフォーマンスが一番面白かったりして。
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2004年4月19日_胃カメラを飲む
←私の胃です。診断は胃炎。潰瘍はありませんでした。よかった。
カメラの直径は見たところ1センチ弱。想像通りオエッとなりました。「プロジェクトX」でやってた最初の胃カメラは普通のフィルムを細長く切って巻いてあったり、ストロボも小さいの作って一緒に入れたり大変そうだった。飲む人も。
その時代の人じゃなくて本当によかった。
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2004年3月25日_そばと天文とアインシュタイン
三鷹には愛すべき構成要素がたくさん。
深大寺そば。水木しげる。植物園。天文台。科学系実験施設などなど。最近は新撰組人気もあり、三鷹市は潤っているようです。
今回の大注目はやはりアインシュタイン塔。
本物はベルリンにあって、もっと流線型の美しい建物。この建物自体が望遠鏡の役目をし、太陽のなにか(それが何かはよく知らないが…)を観測する装置です。手前のこんもりとした丘の内部にも部屋があり(またまた、なんの為かはよく知らないが…)秘密基地を彷彿とさせます。
ちょっと遠いけど行ってみるべし。国立天文台。
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リスは檻に入っていたけど、
放し飼い計画があるらしい。
   
2004年3月17日_井の頭自然文化園
ゾウ の花子さんのことはなんとなく知っていた。井の頭公園の動物園に随分前からいるのだけど、精神的に病んでいて最近はあまり顔を出さないのだと。昨日テレビで花子さんの事を紹介していた。病んでしまった原因は二人も人を死なせてしまったこと。一人目は迷い込んだ酔っ払いで、二人目は発作でエサの上に倒れ込んだ飼育係。エサをとられると思って襲ったらしい。そんなわけで人々からホントに石を投げられたりするうち、病んでしまったのだそうな。
「ほほう、それは気の毒に」と感心して見に行ってみた。花子さんは来園50周年だとかで、檻越しにたくさんの親子づれに囲まれ記念写真を撮られたりしていた。いたたまれない光景だったので写真は撮らなかった。
そのかわりに撮った、
←上からオオサンショウウオさん、カエルさんたち、リスさんです。
本当はサル山が一番面白かった。でもサルさんたちは大変すばしこく、動きが速いのでうまく撮れない。つくづく私は静物カメラマンだなーと思い知らされる。
ここの動物園は、オシドリやカモなど鳥類の種類が豊富。しかも野生のカラスも豊富。例のインフルエンザは大丈夫か?と心配してみたり。そういえばハクビシンもいたし。今、話題盛りだくさんの動物園でした。
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2004年2月20日_熊本へ
いとこの結婚式だったので、墓参りなどもあり自由時間は全く無し。しかし飛行機の旅を堪能する。
一時は空港に就職しようかと思った程の飛行機好きですが決して飛行機に詳しいわけではない。博物館や水族館と同様の匂いを感じる、非日常的空間が好きなのです。
そんなわけで空港と機内で写真を撮りまくる。トップページの写真(archives008)はおそらく南アルプスだと思われます。
結婚式にカメラを持っていながらちっとも新郎新婦を撮らない。そんな私を親戚たちは「おかしなやつだ」と思ったことでしょう。
← 手持ちぶさただったので目の前にあった熊本城でも撮ってみる。何百年前にできたのかは知らないけれど夜はライトアップされたりしていた。当時の殿様も(って細川某の先祖?)こんなことになるとは夢にも思わなかったろう。
空間と時間に思いを馳せた二日間であった。あー忙しかった。ホントに疲れました。
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オオオニバスひさしぶり
   
2004年2月5日_新宿御苑へ
このところずっと個展準備のため堀内カラーやリスマチックのあたりをウロウロしていた。御苑を横目に見ながら「温室入りてー」とずっと思っていた。今日はリスマチックついでに温室に入ってみた。10年ぶりぐらい。真冬の温室は低温サウナみたいだった。いい感じにガラスが結露していて温泉気分。浮浪者ではなさそうだけど汚いおじさんが昼寝してたりして、昔は有料(といっても150円くらい)だったのに今はなぜか無料だからか?
撮影の為に通った学生の頃と変わらず植物の種類は豊富だけれど「三脚使用の撮影禁止」の看板も増えていて興ざめする。
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2004年1月13日_眼科医へ
新年早々眼医者へ行く。ずっと前から目が痛かったのと、最近は昼間外に出ると眩しくて目があけられないことがあったので。
←眼球の写真を撮られる。
「パソコンで仕事をしています」と前置きすると必ず「ドライアイです」と言われるけれど本当にそうか?眼科医はなぜか老人が多いので、惰性で仕事をしてそうな気がするからついつい疑いたくなってしまう。
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