2005年12月31日_フランスおせち
荻窪のフランス人がやってるフランス料理屋「ブラン・ド・ミュゲ」は毎年フランス風おせちを販売してます。おいしそうなので今年はついに購入。
元旦を待たずして食してみました。フォアグラのテリーヌを始めほとんど肉なので、かなり胸焼けする。日本のおせちが、いかにヘルシーかを思い知らされます。とは言っても年越しそば食べた後なので当たり前か。男祭り「吉田vs小川」など観戦しながらゴージャスな年越し。いろんな意味でお腹いっぱいです。食欲の煩悩は満たされて、2005年はもう終わりです。
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2005年11月12日_富士山。我が家からの眺め
毎年この季節になると、見えるようになります。富士山が。春と夏の間はよほど良い天気じゃないと見えないのです。寒さは厳しいけれど、富士山が見えるのは良いことだ。
オリンパスくんではうまく撮れなかったけれど、EOSでキレイに撮れました。笠かぶってますけど。
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2005年10月30日_世代交替か?
ついに買ってしまいました。←CANON EOS Kiss Digital N(オリンパスCAMEDIAで撮影)です。だいぶ前から欲しくて、ビックカメラの売り場をうろうろしていました。思いの外フィルム版のEOS Kissより小さく、私の手にぴったり。うわさのRAW現像とやらも体験し大満足。次の作品はきっとこのコで撮ることになるでしょう。
というわけで、これまでのデジカメ日記は←オリンパスCAMEDIA2020(EOSで撮影)で撮ってきましたが、いよいよ世代交替を考えることになりそうです。確か1999年に購入したオリンパスくんはこれまでにも何度もぶっ壊れかけ、危機的状況を乗り越えてきた頑張り屋さん。あっさり引退させるには惜しいのでもうちょっと頑張ってもらいます。しかし、こうして並べてみると、レンズの差を感じさせます。
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2005年10月19日_初台のオペラシティへ
シュテファン・バルケンホール展を観る。
←この写真は、1993年に初めてドイツへ行った時に撮ったもの。フランクフルトを散策中「あんな高いところに人が!」と思ってよく見たら木彫作品だった。思えばこれが彼の作品との出会い、と気づかされたのが次の写真。1998年に3度目のドイツで、シュテーデル美術館にて撮影。(ちなみに欧米では、割と間単に美術館・博物館での撮影を許可してくれます。日本でもそうなるといいですね。)パンフレットによれば、このペンギンの作品が、彼の名をヨーロッパに広めるきっかけとなったらしい。
そんなわけで、出会いから12年目にして初めて彼の名を知ることが出来ました。シュテファン・バルケンホール。名前長いな。しかも、日本での本格的な展示はこれが初めてとのこと。因縁めいたものを感じます。
前衛なのに具象。粗削りなのに無表情。そしてなぜか滑稽感。面白い。
今年と来年は「日本におけるドイツ年」なのだそうで、とても観たい展示がめじろ押しなのです。これから忙しくなるなあ。
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2005年10月18日_我が家の生き物たち
今日もまたうっとおしい秋の長雨が続いていますが、ついに出ました。←巨大ナメクジくんです。確か夏ごろにプランターのあたりで見かけたことは記憶していますが、こんなに大きく成長し、ベランダの手すりにまでよじ登ってきました。雨に打たれて気持ちよさそうですが、こちらはかなり気持ち悪いです。
そして、本当は八月に発見したのに発表しそびれていた←ヤモリくんです。ヤモリは家を守るので殺してはいけないと言われましたが、これまた気持ち悪くて殺せないです。よく見ると目ヂカラあります。彼はこの後、恥ずかしげに冷蔵庫の裏に去っていきました。きっと今も、ハエやらゴキブリの卵やらを食べて、我が家の安全に貢献してくれていることを祈るばかりです。
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2005年9月28日_i-Podなの?
音楽配信には全く興味がなかったので、どんなにカッコイイCMが流れていても私が買うべきものではないと思っていました。しかし…。
←ホントに薄くてちっちゃい。ジーパンの尻ポケットに入れたまま座ったらポキッて折れてしまいそう。今、私の音楽生活に大きな時代の波が押し寄せようとしています。(「その時歴史は動いた」みたいな感じで。)
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2005年8月10日_大人の食玩
最近ロケットものの食玩がよく出回っていますが、なぜか皆←このように飛び出した形。もっと普通でいいのに。これは種子島から飛び立つH2ロケットで、デテールをきっちり作るとカッコ悪さが露呈するのでこんな風にしたのかもしれない。ブシュー。
それにしても野口さん無事帰還おめでとう。
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2005年8月6日_すし屋でスペイン料理
ここは間違いなくすし屋ですが、店主が過去にスペイン料理の修業をしていて、たまには腕を振るいたいとのことで年に一度だけ←カウンターにスペイン料理が並ぶ日がある。というわけで何故か私もこのイベントに参加することに。
思ったより人がたくさん来ててびっくりする。皆さん業界人だ。私にしては珍しく初対面のいろんな人とお話ししてみました。特に資生堂のおねえさんはホントにキレイだったな。「どんなに酔っぱらって帰ってゲロ吐いてても、ちゃんと化粧は落としてケアもちゃんとして寝る」という話がすごく面白かった。勉強になります。ってもう遅いけどな。
←トリッパ(牛の胃袋の煮物)、イカ墨のパエリアに群がる人々。これホントにおいしかったっス。
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2005年8月5日_猫の死に場所
ここは、西荻駅南口の飲み屋が立ち並ぶ汚い路地。ずいぶん前からここにはいつも黒猫がいて、目の前の焼き鳥屋や常連客からエサをもらっていたのです。この汚い場所にふさわしい感じの猫で、もうだいぶ年をとっていたらしい。口を閉じてるつもりでもいつも前歯が見えていた。最近見かけないな、なんて思っていたらいつの間にかお亡くなりになっていた。
花はこまめに変えられているらしく、おまけに納骨までしてもらったようです。なんだかこんなの見ちゃうと複雑な気持ち。クロって名前だったんだ、なんて奴が居なくなってから気づく。
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2005年7月20日_鈴木亘彦展
ガラスを使った美術作家、鈴木亘彦氏の個展へ。鈴木君は美大予備校時代からの友人のひとりで、お互いに十代から知ってるのでまあ幼馴染みみたいなもんですかね。かなり売れっ子なのに全然偉そうにしない所が彼の長所です。
鈴木君に会うと、なぜか「次はこんなことやりたいんだけど」などなど、毎回面白い話を聞かされます。なんもやる気しない時なんかには大変良い刺激になったりするので重宝してます。
←レンズを使った立体作品。このテのやつがいろいろパターンがあって、私も結構気に入ってます。まとまったお金が入ったら是非とも購入したいと思っているのだが…。
←初日にあわててキャプションを付ける作家。
京橋ギャラリー椿にて、8月13日まで。
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2005年7月19日_ニューフェイス
シゲちゃんがいた場所に、最近いつもいるやつです。(2004年9月の日記を参照)去勢オスらしいです。やはり飼われ猫らしく呼ぶと寄ってきてクネクネしてます。
シゲちゃんはといえば、冬の間姿を見せなかったのが春になってまた見るようになりました。シゲちゃんの飼い主がもう一匹くらいと思って、また半野良で飼っているのかな?と思っていたら、シゲとはあまり仲良くないみたい。シゲに近寄ろうとして「ハー」と威嚇されていました。嫌われてるな。
←カメラの前でセクシーポーズを披露。
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2005年7月11日_カプレーゼパスタ
外食したときに「これなら家でも作れそう」と思ったものは、試しに頭の中で作り方をシュミレーションしてみる。で、うまくいきそうなら実行してみます。←これは最近の成功例。ただし、この市販のモッツァレラチーズは思ったより塩分が少なくてこのままでは物足りないのでベーコンなども入れて調整するべし。
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2005年6月21日_モデルルーム
買う気も住む気もないのにモデルルームを見学する。「眺望良好」にひかれてカメラを持って行ってみた。←すごく眺望良好。判りにくいけど遠くに見えるのは新宿副都心です。夜は花火なんかも楽しめそうだ。目の前が公園なのも大変良いけれど、いかんせん私には手の届かない価格なのですよ。
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2005年6月4日_日本科学未来館へ
ずっと前から行ってみたかった、毛利さんが館長を勤める日本科学未来館。ミュンヘンのドイツ博物館には3回行っても飽きなかった私ですが、やはり物足りなさを感じます。シンボルとなる←地球のオブジェもなんとなくタダの広告塔っぽくてね。でも発光ダイオード100万個使ってるときくと「ほほーう」と思うんだけど…。
白と黒のボールがピンボール風に行き交う「インターネット物理モデル」はとても面白かったのですが、操作盤に子供たちがいっぱいで近づけない。全て子供仕様かと思いきや、プラネタリウムは大人向けで充分堪能しました。
なによりも楽しめたのはこれ←。飛行機がすごく近くを飛んでます。カッコイイ。
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2005年5月25日_江ぐち
三鷹の超有名店、中華そば江ぐち。味で有名になったわけではなく、久住昌之氏の小説で紹介されたから。小説の中でもけして味を褒めてはいない。むしろ無茶苦茶なこと言われてます。
←それなのにこんなに繁盛してます。今流行りのこってり系ラーメンを想像して行くと裏切られるので要注意。
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2005年5月1日_鹿がいる公園
といっても実家(越谷)の近くの公園です。
関係ないけど、BSE関連のニュースでアメリカの牛が全頭検査出来ない理由として「日本の牛と違って出産時に立ち会ってないから」というのを聞いて「それって勝手に産んでるってこと?」なんてアホなこと考えてしまった。そうですよね。野生動物は皆、勝手に産んだり勝手に死んだりしてるはず。人間だって勝手に産む人もいて、勝手に捨てたりするわけですね。なんだかそういうことをついつい忘れがちになってしまう哀しき現代人を自覚してみたり。この鹿さんたちも随分勝手に産んでるのか、前に見たときよりも増えてる気がします。カゴの鳥ならぬ檻の鹿なので、誰かが管理してるのでしょうが…。なんとも気の毒な感じ。
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2005年3月15日_ユーカリの葉
ついに花粉症になってしまったようです。今まで気付かないフリしてたけど。いやまだ医者に行ったわけではないので思い過ごしかもしれないけれど、とにかく一日中鼻がムズムズ。
巷で流行りの花粉をとりこまないようにするアイテムは、なんとなくバカバカしく思えて買う気にならない。いくら花粉をブロックしても根本的な解決にはならないのではないか。なんて考えていたら駅前のドラッグストアで「ユーカリの葉をお部屋に置いておくと花粉症の症状緩和に」などと書いてあって、バケツにユーカリの葉(枝ですね)が。ドラッグストアらしからぬ光景だった。見た目も良いので一束購入。「いいちこ」の空き瓶に入れてみる。いいちこにユーカリ。語呂も良い。
←よく見たら君どこかで見たことあるな。と思ったら、このシリーズの四番目のやつってこれなんじゃないか。確かドライフラワーだったけれど。
ユーカリの効果についてはあまり変化無し。夕方になるとちょっと治まってくるような気もしますが。まあ気休めですな。
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2005年3月8日_ブックスルーエ
本を買う時は必ず吉祥寺のブックスルーエへ。ブックカバーのデザインが秀逸だからだ。
←背の部分に「読書から得られると思うもの→情報・感動・知識・センス・その他」と書いてある。納得。大人になったら図書館のような家で暮らしたいと思っていた。まだその夢は叶っていないけれど。
本屋さんで「大」をもよおすのは私が本好きだからだと思っている。興奮が腸に伝わるのだ。
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2005年2月4日_痕跡とコンポジション
竹橋の国立近代美術館にて「痕跡」展を観る。
笑っちゃうのは「紙破り」の村上三郎と「半刈り」でハンガリーに行った人。「紙破り」とは、ただおじさんが紙破って出てくるだけなのに拍手喝さいされるパフォーマンス。その映像をニヤニヤしながら眺める。痛さでイーってなっちゃうアブラモビッチの自傷映像。意外とキレイだったウォーホールの小便絵画。炭壷で方眼紙に線を引く人。などなど、面白かった!
ポロック系の垂れ流し作品は、なんだか汚い感じがしてあまり好きじゃない。やはりシンプルで美しいフォンタナ。イブ・クラインの青い人型もキレイ。なかでもソル・ルウィットの壁面ドローイングは、私の一番好きなタイプの痕跡だった。
←もちろん写真は撮れないので、しかたなくお堀の不思議植物を撮る。
国立近代美術館はわりと私好みの企画が多くてうれしいけれど、ミュージアムカフェのお客がいつもおばちゃんでいっぱいなのはどうにかならないか。ベルリンやミュンヘンの近代美術館では、紳士的な若者達が静かにお茶を飲んでいたというのに…。
家に帰っても、ついつい痕跡っぽいモノに目が行く。←これは題して「ある日のコンポジション」
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2005年1月7日_多肉植物を育てる。
今年の目標は植物を枯らさないこと。去年は高価なエアプランツを二つも枯らした。今年は多肉植物を育てることにする。もちろん撮影するために。
←この子達は去年から順調に育っている良い子達。かわいいのでお揃いの鉢に植え替えてみた。いつの日かきっとトップページを飾る日が来ることでしょう。
昨年トップページにも使った、多肉っぽいけど多肉かどうかわからない植物(archives_Vol.011参照)。この子も花が咲くまで成長したものの、ついに枯れてしまった。しばらくベランダでほったらかしにしておいたら根元部分から←このような得体の知れないものがはえているではないか。
触ってみると結構硬い。新しい生命の息吹を感じます。我が家のベランダに輪廻転生が。
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2005年1月5日_デカフェ
昨年末より、自分がカフェイン中毒なのではないか?と思い始め、いろいろと調べる内「デカフェ」なるものにたどり着いた。まだ日本では馴染みが薄いため種類も少ない。タンポポコーヒーなども試してみたけど、やはりこれ←が一番コーヒーらしい。
カフェインレス生活にして約1ヶ月。判ったのは味覚が変わったこと。今まで私が作ってきた味噌汁は濃かったのではないか。
ちなみに、スタバにもデカフェがあると聞いて注文してみた。「5分程かかりますがよろしいですか」と言われる。店員を慌てさせただけで、あまりおいしくない。
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